キューバと日本の野球文化が初めて交わったのは1972年にニカラグアで開催された第20回世界アマチュア野球選手権大会でした。
その2年後の1974年には「日本キューバ国際親善試合」でキューバ代表は初来日を果たしました。
来日したキューバ代表は、北海道選抜、全岩手、京都選抜、全静岡、都市対抗優勝チーム、全日本、さらにはハワイの日経ノンプロチーム・ハワイ朝日軍と対戦。全勝し日本人にキューバ野球のスゴさを見せつけて帰国していきました。
それからというもの何人ものキューバの名選手たちが日本でプレーするとスポーツ紙面で盛り上がりましたが、結局歴史を紐解いてみれば2014年のフレデリク・セペダまで現役バリバリのキューバ人選手が来日することはありませんでした。
とは言ってもプロ野球にこそ現役バリバリのキューバの選手たちは来ることはありませんでしたが、キャリア晩年になったキューバ代表クラスの選手たちが1990年代後半から大挙して社会人野球へやってきました。
はっきり言って今考えればキューバ野球の歴史に残るようなスーパースターが来日していました。
そのレベルは晩年とはいえレベルの高い社会人野球で強力な助っ人となるほどでした。
今のようにインターネット全盛の時代だったらもっと注目されただろうになと個人的には思っています。
メジャーリーグですら遠い時代にアメリカよりも強い(?)キューバのレジェンドたちがこぞって来日してプレーしていたわけですから。
多くのレジェンドたちが社会人野球でプレーしましたが、その歴史の最後に位置するのがシダックスでプレーしたオレステス・キンデランとアントニオ・パチェコのサンティアゴ・デ・クーバの二人でしょう。
シダックスがプロ野球の名将・野村克也監督を迎え、キューバのレジェンド2人も所属しているという夢のようなチームでした。
2003年には都市対抗野球で準優勝と野村監督とキューバレジェンドの活躍で社会人野球も非常に盛り上がりました。
前置きが長くなってしまいましたが、今回紹介するコレクションはそのパチェコのシダックス時代のユニフォームです。
当時は広島カープでもこんなに赤くないだろうっていう時代にシダックスは真っ赤なユニフォームでした。
シダックスでのプレーした後、2008年の北京オリンピックでパチェコは監督として銀メダルを獲得しました。
が、、、やはり金メダル至上命題のキューバ代表で金メダルを逃したパチェコが代表監督をやることは二度とありませんでした。
現在はキューバを離れニューヨーク・ヤンキース傘下のマイナーリーグでコーチをしています。
P.S 最近はネットオークションやフリマアプリでキューバ代表のグッズがたくさん出品されていますが、ニセモノにはくれぐれもご注意ください。
東京クバーノス
世田谷区軟式野球連盟3部に所属するキューバ人草野球チーム。
東京都を中心に活動するキューバ人草野球チーム「 el equipo cubanos de Tokyo - baseball team -」(東京CUBANOS 東京クバーノス)
です。
活動時期:3月~12月初旬活動場所:東京都世田谷区を中心に大田区・港区・新宿区・品川区・目黒区・杉並区など
神奈川県川崎市
活動日 :日曜日の午後~ナイター(祝日も活動あり)
≪戦績≫
若林スポーツ・ベースボール・クラシック出場(準優勝)
(2013年8月)
草野球 国際試合
SWBC WORLD BASEBALL CHALLENGE
SWBC JAPAN 日本代表戦 7対3
(2013年12月)
『ニッポンぶらり鉄道旅「“男前”を探して 世田谷線で下高井戸まで」』
2014年6月12日(木)午後7時30分~8時00分 NHK BSプレミアム(BS103)
ハイパーローカルな東京カルチャーガイド『TOmagazine』世田谷区特集号
(2014年7月発行)
東京新聞2015年10月27日号
「草野球に「キューバ代表」 世田谷拠点 母国 ユニホームでプレー」
詳しくはチームホームページをご覧ください。
ホームページ http://cubabaseball.web.fc2.com/jp
ブログ http://d.hatena.ne.jp/tokyocubanos
Twitter http://twitter.com/elequipocubanos
facebook https://www.facebook.com/cubabeisbolenjapan
問い合わせフォーム http://cubabaseball.web.fc2.com/jp/news/news2014/news20140316.html
世田谷区軟式野球連盟ホームページ
http://sbbl.jp/ippan/
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