facebookが普及してからというものキューバの情報がほとんどリアルタイムに入ってくるようになりました。
インターネット普及から10年以上経てようやくといった感じでした。
しかし時として知りたくはなかったバッドニュースもリアルタイムで入ってきます。
ロンドン・オリンピックを直前に控えた2012年6月11日、キューバ人ボクサーのテオフィロ・ステベンソンがこの世を去りました。享年60歳。
キューバ野球の話をしているとグリエルがすごいとかチャプマンがすごいといいますが、さらに昔のキューバ野球は本当に強かったのです。オリンピックになれば実際に何度も何度もテレビにくぎ付けになりましたし、日本にも90年代前半ごろまでは2年に1回くらいキューバ野球が来日していたので目の当たりにする機会が非常に多かったわけです。
このすごさは実際に五感で感じないと言葉では表現できないすごさでした。
よく「モハメド・アリのすごさは後の映像を見ているだけでは伝わらない。リアルタイムで見てその時に発せられる言葉やファイトが彼のすごさだ」っていう人がいますが、それと似ているかもしれません。
ある方に言わせればキューバ野球は【究極の草野球】だと。
だから見ているほうもやっているほうも面白いのです。
野球同様、ボクシングもキューバは世界最強国といえます。
キューバ野球の象徴がオマール・リナレスならば、キューバボクシングの象徴はテオフィロ・ステベンソンです。
1972年のミュンヘン・オリンピック、1976年のモントリオール・オリンピック、1980年のモスクワ・オリンピックの3大会連続でボクシング競技ヘビー級の金メダリストで、4連覇のかかった1984年のロスアンゼルス・オリンピックは政治的な影響によりキューバがボイコットしたことで4連覇は幻となったのです。(この頃はキューバに限らず日本のアスリートも政治的な影響に左右されていました。柔道の山下泰裕や後にプロレスラーになった谷津嘉章もモスクワ・オリンピックの幻の金メダリストと言われています。)
当時のアマチュアボクシングは今のアマチュアボクシングのようにヘッドギアをしていなかったりと安全面などの配慮もプロとそん色なくステベンソンがプロ転向すれば間違いなくモハメド・アリやジョージ・フォアマン、ジョー・フレイジャーといった黄金期のヘビー級戦線に参入していたことでしょう。
相手がダウンする直前に既に相手に背を向けてコーナーへ帰っていく。
まさに「お前はもう死んでいる」という北斗の拳のケンシロウのような光景です。
ジョシュ・バーネットが青い瞳のケンシロウなら、ステベンソンはカリブのケンシロウといったところでしょう。
私が20年近く収集してきた数あるキューバ・コレクションの中で最高峰は、やはりステベンソンのサイン。
東京クバーノス
世田谷区軟式野球連盟3部に所属するキューバ人草野球チーム。
東京都を中心に活動するキューバ人草野球チーム「 el equipo cubanos de Tokyo - baseball team -」(東京CUBANOS 東京クバーノス)
です。
活動時期:3月~12月初旬
活動場所:東京都世田谷区を中心に大田区・港区・新宿区・品川区・目黒区・杉並区など
神奈川県川崎市
活動日 :日曜日の午後~ナイター(祝日も活動あり)
≪戦績≫
若林スポーツ・ベースボール・クラシック出場(準優勝)
(2013年8月)
草野球 国際試合
SWBC WORLD BASEBALL CHALLENGE
SWBC JAPAN 日本代表戦 7対3
(2013年12月)
『ニッポンぶらり鉄道旅「“男前”を探して 世田谷線で下高井戸まで」』
2014年6月12日(木)午後7時30分~8時00分 NHK BSプレミアム(BS103)
ハイパーローカルな東京カルチャーガイド『TOmagazine』世田谷区特集号
(2014年7月発行)
東京新聞2015年10月27日号
「草野球に「キューバ代表」 世田谷拠点 母国 ユニホームでプレー」
詳しくはチームホームページをご覧ください。
ホームページ http://cubabaseball.web.fc2.com/jp
ブログ http://d.hatena.ne.jp/tokyocubanos
Twitter http://twitter.com/elequipocubanos
facebook https://www.facebook.com/cubabeisbolenjapan
問い合わせフォーム http://cubabaseball.web.fc2.com/jp/news/news2014/news20140316.html
世田谷区軟式野球連盟ホームページ
http://sbbl.jp/ippan/
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